「平野の伝承とくらし」冊子9-10番目(P9)
9 古舘の大けやき
①古館
③佐藤 昭治
福島市の天然記念物に指定されている木です。
樹齢 約350年
高さ 30.5メートル
根回り 13.7メートル
目通り周(地表から約1.2メートルの高さ) 6.7メートル
「古館の土塁」と言われている土塁(角田家の周囲一西から北へ)の北東部にあり、枝が四
万に張り新緑の頃も、葉が落ちた冬も遠<から見た樹形は350年の歴史を見せています。
土地の古老の話によれば、近隣の農家では春先、ケヤキの若緑の葉の出方を見て「農事の
ょじめ」や「遅霜(おそじも)」の予見をしたそうです。
この巨木が、土塁の上に立つているのを支えている根が、地面をしつかりつかんでいる様
子は、風雪に耐えた力と歴史を物語つているようです。
この木のそばには、稲荷神社があります。
(佐藤 明治)
〈参考〉舘ノ前(平野中学校)、舘屋敷、舘西、古館等 舘のつ<字名があります。
この地域は米沢藩の武将が治めた時代があり、「舘」が造られました。その名残
が地名に残っています。古館の土塁の文献がなく、土塁のみが残っています。

10 古館の土塁
① 平野字古館
② 角田好太郎氏宅地周辺
③ 佐藤 昭治
古館は慶長年間、上杉景勝の家臣である岩井備中守の居城(舘)だと伝えられています。
当時はこの地方一帯が、米沢の上杉家の領地でした。
舘の跡は、今わずかに土塁の一部を、角田家裏の竹林に残しているに過ぎませんが、字名
こ「古館」の名を残しています。
土塁をめぐらせた北の方には、土塁の上に稲荷神社が祀られています。また、その傍らに
樹齢300年と言われるケヤキの古木があります。
(佐藤 昭治)
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ここからは、弊社で、撮ってきました大けやきの写真(2025.10.9)や、この大けやきに存続の危機が迫りましたが、乗り越えて保存できた経緯に関する情報へのアクセス等を追加させていただきました。





大けやき存続保存活動経緯等→https://ookeyaki-fks.jp/activity_list.html?page=1&ctgl=1

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