平野の伝承とくらし第7回(45 春日神社 46 愛宕神社)

「平野の伝承とくらし」冊子 45 春日神社 46 愛宕神社 (P44)

45 春日神社

 ① 平野字上代
 ③ 古山 巌
  〈祭神〉武甕槌命(たけみかづちのみこと)
      斎主命(いわいぬしのみこと。ふつぬしの神ともいう)
      天児屋根命(あまのこやねのみこと)
 祭礼は3月29日でしたが、現在は4月の第3日曜日に平野の他の神社と統一して行われ
ています。当日は、境内にテントが張られ、その中には、地区の人たちによる「わたあめ」「金
魚すくい」「やきとり」「水風船釣り」などの店が出され、大勢の人で賑わいます。
 また、午前11時には、神主のご祈祷が行われ、地区の子ども育成会の役員、交通安全母の
会の役員、通学班班長たちが、交通安全・家内安全・身体堅固などの祈祷とお祓いを受けま
す。終わってから、子どもたち全員にお菓子(ポテトチップスなど)が配られます。
午後4時からは、子どもたちのカラオケ大会、6時からは大人のカラオケ大会が行われ夜
まで賑わいます。「山車」はここを起点として地区内を巡ります。

46 愛宕神社

 ① 平野字六角
 ③ 古山 巌
  〈祭神〉加具土の神(火伏せの神。防火の守護神)
 近世以来の平田村の産土神(うぶすな神)として尊崇されてきました。毎年3月24日を例
祭としていましたが、現在は、4月の第3日曜日に平野の他の神社と統一して行われていま
す。
 昭和55年(1980年)道路拡張によつて西に移転されましたが、そのとき屋根型が多少変
更されました。以前は入母屋造りの軒が大き<みごとな建築であつたそうです。
 神社の向拝柱(ごはいはしら)をつなぐ桁の下に「大工山口字源治義高」とはっきり彫って
あり、この社の建築者の名と言われています。この人は山口村(福島市山口)に住み、幕末の
文化年中(1804~ 1817年)には地方に名高い工匠で「文智摺の多宝塔」(1812年建立、県
指定重要文化財)は、この人の作と言われています。
 移転前の位置が、神社前の道路に丸い小さなくぼみとなって残っています。
 〈参考文献〉
  「大鳥城記」菅野 円蔵
  「歩楽里 いいざか」秋山 政―
  「福島県の文化財」―県指定文化財要録一 福島県教育委員会

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 ここからは、弊社が撮影した写真(2026.5.15)を追加致します。

 なお、春日神社・愛宕神社の両神社様とは、本年の春季例大祭(2026.4.19)から、平野地区全体の祭りを盛り上げる口火としていく思いで始めたスタンプラリーで、弊社例大祭と連携させていただいております。
 春日神社・愛宕神社の両神社様も春季例大祭では、本文記事にもありましたが、子供神輿や出店等で盛り上がっていたそうです。

       春日神社

     愛宕神社 遠景

        愛宕神社

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