「平野の伝承とくらし」冊子 24 大荒神社 25 小高神社 (P20)
24 大荒神社(おおあらしじんじゃ)
① 稗原
② 稗原集会所の北
③ 田島 安明(稗原畑中11)
神社の境内は、道をはさんで義肢研究所の東にあります。「火伏
せ」の神様として、明治以前から稗原の鎮守様として祀られています。
祭神は「やまとたけるのみこと」で三宝荒神(さんぼうこうじん)様とも言われています。平
野の神社の祭日は統一以前は、旧暦の2月15日がお祭りの日でした。
稗原は明治22年の三村合併(平塚。入江野・井佐野)以前は入江野村に含まれていまし
た。昔の稗原には「肉食絶食」の言い伝えがあつて、鶏肉以外は食べないことになつていたそ
うです。私の父は「食生活改善」運動の時、この肉食の「禁」を解くために奔走し、それ以来肉
食の禁は無くなつたそうです。
神社境内に「ネコガミサマ」の小さな碑が、「猫神」の二文字が刻まれて北隅にあります。
(田島 安明)

大荒神社

小高神社
25 小高神社(おだかじんじゃ)
① 稗原
②稗原集会所のそば
③ 田島 安明(稗原畑中11)
小高神社は馬を祀つた神社です。昔の稗原は水田があつて稲作が盛
んでした。その頃水田耕作の農家では、馬を家族並みに大切にしました。稗原では大切な馬
の健康と安全を願つて、神社を建てることになり、相馬の小高神社の分身としてこの神社が
できました。相馬地方は「野馬追い」で有名ですが、馬を大切にするところには馬を祀る神社
が方々にあります。お祭は春と秋にあり、昔は部落総出で神社に集まり、にぎやかに楽しく
一日を過ごしました。
(田島 安明)

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ここからは、弊社が撮ってきた写真(2026.5.16)を追加いたします。

大荒神社

小高神社(中央の石祠)

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