平野の伝承とくらし第11回(4 水雲神社)

「平野の伝承とくらし」冊子 4 水雲神社(すいうん神社)  (P4)

4 水雲神社

 ① 平野字水渡
 ② 舘屋敷の西北、農道から50メートル
 ③ 篠木 博(明神町)
 果樹畑から水渡(地名)に至る農道の北側の小道を進むとナラや
クヌギが自生している小さな森があります。この森に「水雲神社」の
社名をかかげた神社があります。別名「みわたしさま」とも言われて
います。
 今から約370年前、慶安2年(1649)2月24日大黒天、天水文命をお祀りし、建立され
た舘原田の篠木一族の守り神(氏神様)です。その当時には井野目堰はな<、田んぼの利水
もままならず天候次第、日照り、干ばつには神のご加護をお願いするしかなかったのでしよ
う。地元の農家はもとより、近所の農家の人も雨乞いに集まったと言うことです。
 また、疫病よけにもご利益があるといわれ、特に、はやり風邪(流行性感冒)には良いとい
って、お参りする方も多かったといわれています。そして病気の治った人は、鶏の卵か、絵馬
ならぬ板または紙に鶏の絵を描いて、お礼にお供えしたため鶏権現(にわとりごんげん)とも
呼ばれました。この風習は昭和の初期までありました。
 ※ 慶安2年・・・・徳川家光の晩年頃
                                    (篠木 博)

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弊社で追加した写真(2026/5/16撮影)です。

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